豪日音楽プロデューサー タカ・ペリー デビューEP『KAKOMIRAI』発表

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Taka Perry's debut EP KAKOMIRAI, features quadrilingual track “Apollo” .  

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キャンベラで生まれ育ち、国内外で活躍する日系プロデューサー、タカ・ペリーさん。音楽や映像などを制作する上で、自然と日本語や日本のテイストが作品に含まれると言います。


アメリカ人の父と日本人の母のもと、オーストラリアのキャンベラで生まれ育ったタカさん。音楽一家で育ったタカさんは幼い頃から音楽と隣あわせの生活を送ってきました。

8歳でクラリネットをはじめ、中学に入るとギター、ベース、ピアノ、ドラムと、幅広い楽器に興味を持つようになり、それを「組み合わせたい」と、11~12歳の頃から音楽制作を始めたと言います。
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Credit: Taka Perry
音楽が本格的になったのは高校2年生の頃。授業の一環で学校を訪れた音楽プロデューサーとの出会いで音楽の道が切り開かれ、高校卒業後はシドニーへと拠点を移し、音楽制作に励むように。

20歳であった2019年にはシングル「Introspect」でデビューし、その後はコンスタントに作品を発表。またこれまでRuelやGoldLink、Denzel Curry など、数多くのアーティストとのコラボレーションも手掛けてきました。

8月12日に発表されたデビューEP『KAKOMIRAI』は、これまで音楽業界で過ごした7年間の「過去」、そしてその過去の結果である現在の自分が向かう「未来」を表すものだと言います。
未来的なトラックがあふれるEPは、リリックや音楽はもちろん、ビジュアルやデザイン、そのすべてを自身で手掛けたというタカさん。「自分の限界に挑戦した作品」であると話します。

EPに収録されているシングル「Apollo」は国境をまたぐ4言語で収録。

日本語を話すオーストラリア人アーティスト、Cyprus、韓国人グループ1300からメンバーのgoyo、rako、DALI HART、そして中国系アーティストのMUNGMUNGがフィーチャーされています。

それぞれがオーストラリアを拠点に活動するアジアの影響を受けたアーティストで、「文化的にも面白い曲」であると話します。

タカさんは今後の活動について、「バイリンガルアーティストとして日本とオーストラリアの音楽業界の距離を縮めるような作品を作りたい」と話します。

タカ・ペリーさんのフルインタビューは下記から。
LISTEN TO
Japanese_24082022_Interview Taka Perry.mp3 image

豪日音楽プロデューサー タカ・ペリー デビューEP「KAKOMIRAI」発表

10:09


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