「えっ、宿題ないの?」オーストラリアの教育で驚いた部分(Ep.6)

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Credit: Pexels Thirdman

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オーストラリアに移住してきた人にとって、子どもにとって「ベストな」教育の機会を与えることは一筋縄では行きません。学公立と私立でも違ってきます。


子どもたちの学校生活では学業の成績が一番重視され、テストの点数の良し悪しに一喜一憂する――。というのは、多くの文化で目にする光景です。しかし、オーストラリアの教育制度が目指すものは少し違います。

オーストラリアでは、それぞれの子どもが好きなものが何かを基盤に、彼らが勉強する内容についてできるだけ多くの選択肢を与えることを目指しています。

ハイスクール卒業後の進路も、大学一辺倒ではありません。アプレンティスシップと呼ばれる見習い制度や、手に職をつけること、大学入学前に1年間留学やボランティアなどの社会活動を行うギャプイヤー、経験を積むためのエントリーレベルの職に就くことなど、そのどれを選んでも、社会で広く認められています。
School Girls Behind Bookshelf in Classroom. Pexels Ron Lach.jpg
Credit: Pexels Ron Lach
多くの学校では、放課後の課外活動に力を入れています。大抵はそのが学校が課外クラスの手配をしますが、クラスは通常の授業以外の時間に行われます。内容は個人や団体でのスポーツ、ダンス、スペリング大会、ディベートなど多岐にわたります。

また日本にルーツのある子どもや、日本語を学びたい子ども向けに、土曜日や放課後に週1回授業を行うコミュニティーによる日本語の補習校もあります。

今回のオーストラリア・エクスプレインド最終回、エピソード6では、オーストラリアの教育制度を扱います。

お話を聞いたのは以下の方たちです(敬称略、順不同)。

内野尚子:ユニバーサルキッズ代表(シドニー)

坂本岳志:オーストラリア留学センター(メルボルン)

副島麻衣(そえじま・まい):シドニー 日本人国際学校
international students
Source: AAP

オーストラリア・エクスプレインドの全エピソードは、、Google Podcasts、
でお聞きいただけます。  

オーストラリア・エクスプレインド発案 マラム・イズマイル (SBS Arabic24)

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